「不眠」と「睡眠不足」の違い

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睡眠不足は一時的。不眠症は病気。


〇不眠と睡眠不足は違う


一般的に、睡眠不足とは、眠りを取ることが不足している状態を指します。
一方、不眠症は眠れない状態が続き、安眠できない病気のことです。この2つには大きな違いがあります。


まず、睡眠不足とは、その時の生活リズムによって睡眠がとれない状況にあり、それによって、睡眠の量が足りていないことをいいます。
しかしそれに対して不眠症は、睡眠状態に問題があり、睡眠の質が落ちていることを指します


つまり、2つの症状には睡眠の量と質の違いがあるのです。

 

次に、不眠症は病気であるということです。
病気であるということは、生理的または精神的な状態に異常が起こり、それによって苦しく感じる状態が続くことです。
それに対し、睡眠不足は一時的なものです。

 

この2つが不眠と睡眠不足の違いを表します。
睡眠不足はセロトニンの分泌後にメラトニンという眠気を促すホルモンが分泌されているので、大きな問題はありません。
ですが、そのような状態が続くと、生活のバランスが崩れ、不眠症に陥る可能性もあるので十分に気をつけましょう。

〇不眠症にならないためには


まず、睡眠時間や就床時間に過度にこだわらないこと、そして、眠らなきゃと思いこんだり、眠れないと布団の中でイライラしたりしてはいけません。
何十分か経っても眠れないようでしたら、一度気分転換をしたり、眠くなったら寝るというスタンスにするのも大切です。


体内時計を正確にするために、朝はしっかりと日光を浴びる、また、夜は強い光や、パソコン、テレビ、携帯などの使用も控えるというのが大切です。
特に、寝る前のスマートフォン操作はついつい長くしがちで、眼や脳に負荷がかかり、緊張状態が続いてよく寝付きにくくなります。

それから、カフェインや刺激物の摂りすぎにも気をつけましょう
アルコールも小量なら良いといわれることもありますが、眠れない状態が続くと量が増えてしまったり、アルコールの力で眠った場合、睡眠が浅くなってしまうため、なるべくなら摂らないほうが良いといえます。


体の疲れを取るために、ぬるめのお風呂につかることも大切です。
寝る前に体温を上げることはとても良い事で、上がった体温が下がってくる際に、入眠するといわれています。

〇不眠症と診断されている方へ

現在、不眠症において、薬物療法は効果的な場合があります。
ただ、耐性ができてしまったり、反跳性不眠といい、眠れるようになってきたからと薬を途端に飲まなくなることによって起こる副作用が起こる恐れがあることもあります。

どのようなことかというと↓↓

・眠れるようになったために薬を飲まなくなる

・眠れない

・眠れないことで治ってなかったんだと落ち込む

・また薬を飲むことを繰り返す…

結果、このように反跳するということです。

原因については、血中にある薬物の濃度が急激に減るためだと考えられているので、薬物療法を行っている方はしっかりと医師の指導の下、服用を続けていくようにして下さい。

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